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Please use this identifier to cite or link to this item: http://hdl.handle.net/10457/2898

Title: そこに生えたようなベンチで : The Witness に表された定着への願望
Other Titles: On a bench that looks as if it might have grown there : Desire to take root in The Witness
Authors: 久保田, 文
Keywords: アメリカ小説
American novels
Nora Roberts
Issue Date: 31-Jan-2019
Publisher: 文化学園大学・文化学園大学短期大学部
Citation: 文化学園大学・文化学園大学短期大学部紀要 50 (2019-01) pp.73-77
Abstract:  オザークスの地域研究に関わりを持った立場から、ノラ・ロバーツにとって記念すべき200 冊目の舞台としてオザークス地方が選ばれた点に着目した。森の香りやスミレの織りなす紫のカーペットといったものは、純文学における心象風景などとは異なり、オザークス地方そのものへの関心を掻き立てる。また同時に、本作品ではアメリカの大衆文学が果たす道義的役割についても垣間見ることができる。  ノラ・ロバーツは、心を癒す地域社会が持つ教育力や、金銭より自然を愛する住人達を描き、「たとえ世界が滅びるとも、正義は行われるべきである」というマンスフィールド卿の言葉さえ引用している。N. Y. タイムズのベストセラー・リストで第一位の常連であり、総計3 年半以上アメリカで一番本を売り上げた彼女の影響力は到底無視できない。彼女の信奉者達は、本作の価値観を、オザークスと連想する傾向に至ったはずである。この点で、The Witness は、『大草原の小さな家』のような作品と同じ系譜にあると言える。ファミリーがオザークス地方に移住して家庭を築いたように、転居を繰り返すアメリカ人が潜在的に持ち続ける定住への願望も、そこには読み取れる。
URI: http://hdl.handle.net/10457/2898
ISSN: 24325848
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